会社員を辞めたら上がる、納税感覚
6月といえば住民税の支払い通知書の季節です。
去年まで会社員で今年から個人事業主という方には慣れない通知書です。
会社員時代は給与から天引きされているので、
あまり税金を支払っている実感がないかもしれません。
自治体から来る住民税の納付書で、
1年分の住民税の額を見てみてください。
なかなかの金額だったりします。
会社を辞めてフリーになると、天引きではなく、
自分で収める必要があるので、
”税金を支払っている感”が半端ありません。
住民税の払い込み30万以上はコンビニで払えない
会社を11月いっぱいで退職したときに住民税の支払いが普通徴収に変わり、
区から納付書がきて請求されました。
過去にも納付書で対応したことがあったのですが、
その時はコンビニ支払いで対応しました。
金融機関でも支払えるのですが、
地方のど田舎だと都市銀行の支店はありません。
県庁所在地のある”市”に行くとあったりするのですが、
億劫なのでコンビニにバーコードのついた納付書を持っていって支払っていました。
東京から地方に引っ越してもコンビニで支払えるので便利です。
コンビニ支払いは限度額があります。
30万以上の請求は支払いができません。
都内にいた時は電車で数駅のところに区役所があったので、
区役所に散歩がてら44万円の札束を持って直接支払ったことがありました。
ピン札ではない44万円はなかなかのボリューム感です。
「本日はどうされました?」
「直接住民税を支払いにきました」とバックから札束を取り出したら、
「か、数えさせていただきます!」と区の職員の目の色が変わった。
直接役所に行ける距離なら住民税の直接納付もありなのですが、
引っ越ししたりすると厄介です。
住民税はその年の1月1日時点に住所があるところに収めるので、
地方に移動しても前の自治体から納付書が届きます。
金額が余裕で30万を超えてたのでコンビニ支払いもNG。
このコロナ禍であまり外出もしたくないのと、
銀行の窓口で納付しようとするといちいち書類を書かされるのも面倒くさいです。
それ以前に窓口の待ち時間もあるので、
できることならオンラインで家の中でサクッと対応したくて、
納付方法を確認してみました。
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住民税の納付方法
収める方法としては下記がある
- 銀行・信用金庫・信用組合・ゆうちょ銀行
- 区役所
- コンビニ
- Pay-easy
- スマホ(モバイルレジ)
納税者に「税金の支払い方法がありません」と言わせない為に、
これでもか!というほど支払い方法は網羅されています。
手段は色々あるがPay-easyが良さげです。
今はPCでなく。”モバイルレジ”というスマホからも決済できるのかと感心したのですが、
”モバイルレジ”のバックエンドは各金融機関です。
既にオンラインバンクを利用しているのに
”モバイルレジ”のアプリをインストールして、
オンラインバンクの設定をするのも手間がかかるので、
直接オンラインバンクで振り込みができるPay-easyを選択しました。
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Pay-easyを使ってみた
あらかじめ今年かかる税金類(住民税、国民健康保険、年金)の金額を、
ゆうちょ銀行にまとめてプールしているので、そこから払いました。
ゆうちょ銀行でPay-easy手順
普通にゆうちょ銀行のインターネットバンク画面にログインすると、
Pay-easyのボタンがグレーアウトされ、機能が有効じゃなかったので、
スマホアプリの生体認証(指紋認証)でログインしました。
するとPay-easyのボタンが有効になったので手続きを始めます。
幾らか番号を入力させれるのですが、
記載されている場所は杉並区の場合、青の点線枠の箇所です。
おそらく他の地方自治体でもフォーマットに大差はないと思います。
もしかしたら同じフォーマットかもしれません。
上の小さな青点線枠のように、
Pay-easyのロゴがあれば利用できます。
数字を入力したら「次へ」を押します。
同じく数字を入力したら「次へ」を押します。
数字が正しければ、
下記のように納付番号、振り込み内容、金額と、
払い出し口座の確認画面が出てくるので、問題なければ「次へ」を押します。
生体認証で「承認」を求められます。
iPhoneの場合指紋認証で「承認」すれば手続き完了。
とても簡単。
ゆうちょ銀行の1日の送金限度額に注意
一括納付用の納付書はなく四半期ごとの請求書が4枚(1〜4期)毎のPay-easy手続きになるので、
面倒だなと思ったのですが、下記画面のように、
ゆうちょ銀行だと1日の振り込みに上限(私の場合50万)がある。
もしかしたら上限額に引っかからないように、
わざと期を分けているのかなと思います。
特に急いでいないので翌日残りの1期分を支払ったら、
今年の住民税の納付は完了です。便利です。
ゆうちょ銀行の1日の振込額上限は変更可能ですが、
書類提出が必要で数日は時間がかかると思うので、
デフォルトの上限金額以上のやりとりが頻繁になってきたら
早めに動いておいた方がオススメです。
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ゆうちょ銀行:1日の送金限度額の引上げ
www.jp-bank.japanpost.jp
Pay-easy使ってみた感想
Pay-easy使ってみた感想はとにかく便利!
入力する数字がなかなかの桁数あるので、
入力が面倒ですが、直接金融機関に行くよりかははるかに時短です。
拍子抜けするほど振り込みも簡単だったので、
ゆうちょ銀行以外でも普段からオンラインバンクを利用している人は
そのままPay-easy対応だと思うので使ってみると良いです。
ATMの行列に並ぶのはナンセンスです。
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