Amazonの配達のヤマト運輸が悲鳴をあげているようです。
Amazon利用していますか?
ゴミ捨て場の資源ごみの日に大量に置かれている
Amazonのニコちゃんマークの段ボールを見るたびに
あ、ご近所さんもAmazonだ!と安心します。
私ももちろんヘビーユーザーです(笑)
ただ、最近の連日の報道では
Amazonの配達を主に行っているヤマト運輸が
拡大するネット通販市場のしわ寄せを受け
悲鳴をあげていることを見聞きします。
ヤマト運輸 Amazon即日配送からの撤退も視野
ヤマトさんの
大胆な施策のニュースが入ってきました。
宅配便最大手のヤマト運輸が、
インターネット通販最大手アマゾンから受託する
即日配送からの撤退を視野に検討していることが7日、分かった。
夜間に配達する荷物が増える原因となっており、ドライバーの負担を減らす必要があると判断。
即日配送の受託を徐々に減らし、将来なくす方向とみられる。
通販各社のサービス見直しにつながる可能性がありそうだ。アマゾンは年会費3900円の有料会員に対し、
引用:共同通信(2017/6/7)ヤマト、アマゾン即日配送撤退へ
最も早い場合は注文が確定した当日に配送するサービスを展開。
荷物の到着時間が午後9時以降になることがあるため、
即日配送を担うヤマトのドライバーの長時間労働を招いていた。
とのことです。
ニュースは即日配送撤退ですが、
再配達で何度も配達に向かっているのも
長時間労働を招いています。
報道はAmazonとの交渉の前段階の下地づくり?
ここからは私の完全な妄想の世界です。
先の「Amazon即日配送からの撤退」報道は
Amazonとの交渉の前段階の下地づくりかもしれません。
最近の別の報道でも、春闘での労使交渉で、
現場の悲鳴が挙がっているとのことでした。
従業員の職場環境の改善を図っているヤマト運輸ですが、
こう言った現場の悲鳴を拡散することは、
Amazonとの交渉の前段階の下地づくりと私は考えます。
「現状は厳しい。わが社もこんなに改善してる、努力もした。
よって現在の契約を見直して欲しい」
部外者の邪推かもしれませんが、
交渉はこんな感じになるのかもしれません。
配達して欲しいとの需要に対して、
労働力が不足しているのは
ヤマト運輸HPのIR広報からも伝わります。
デリバリー事業においては、「宅急便コンパクト」、
出典:連結経営成績(平成29年3月期第3四半期)
「ネコポス」のご利用窓口拡大に取り組んだことに加え、
通販事業者様への拡販を進めたことなどにより、
取扱数量が増加し増収となったが、
労働力が不足している中、サービス品質を維持するための外部戦力を含めた
人的コストの増加等が利益を圧迫しました。
通販配達員不足問題の解決策を考えてみた。
せっかく便利なネットでの買い物が不便になるのは
利用者としても嫌です。
Amazon、ヤマト運輸間の契約見直しの話は我々には直接関与できないのですが、
我々利用者として、今何ができるのだとうかを考えてみました。
ヤマト運輸を始め
配達業者さんに負担をかけないというのがポイントです。
「再配達を発生させない」
これが我々ユーザーが、
配達業者さん達にできることはないでしょうか?
しかも今日からできます。
通販配達員に優しくするために今日からできること(一人暮らし・共働き世帯)
家にずっと奥さんなどがいる場合はOKでしょうが、
一人暮らしや、共働きで日中家にいない方は是非とも協力してあげてください。
(1)注文はできるだけまとめる
私も経験あるのですが
注文後に「あ!あれも買うんだった」と注文を入れると
別注文扱いなので、配達も別になってしまいます。
これでは配達する側は大変なので、
まとめましょう。
(2)受け取る場所を変更する
お金がかかる手段と、かからない手段あります。
1.宅配ボックスを置く
お金がかかりますが、
このご時世ですので、注目されています。
シャチハタで受領印も押せるようです。
2.コンビニ受け取りを利用する
私が都内で会社員をしていた時によく利用していました。
近所のコンビニで受け取りできるので便利です。
休日も配達物が来るまで
自宅に待機しないで良いので、
急用が入りそうな時に重宝しました。
3.会社に送ってもらう
会社の社風でOKかどうか分かれるでしょうが、
会社で受け取る方法もあります。
宅配業者の人手不足の報道を見て、
自社の従業員が個人の荷物を、
会社で受け取ることを許可した経営者も少なくないそうです。
ネット通販で好きな時に好きなものが買えるのは便利ですが
新しいサービスには、新しいがゆえの今までにない課題も生じます。
便利なサービスと利用するときも「三方よし(*)」が大事です。
我々のできることから協力して、配達人材不足の問題を解決していきたいですね。
三方よし:
近江商人の経営哲学のひとつ。
「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、
社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方
人員不足こそチャンス!個人事業主の軽貨物運送業は穴場
2023年9月追記:
記事投稿から時間が経ったので追記します。
今でもトラック不足は問題視されています。
都内だけではなく、田舎でも
個人事業主の軽貨物運送業が、
Amazonをはじめとする、
加熱するネット通販の物流が支えられています。
コロナ禍で巣篭もり消費で
今までネット通販を利用していない層も
利用しはじめたので、トラックドライバーは人材不足です。
逆にいうと「風の時代」で、
さまざまな働き方が当たり前になっています。
世の中が求めているので、独立をするなら
個人事業主の軽貨物運送業は穴場です。
軽貨物マッチング。配達は大手だけではありません!
配送難民に朗報!
「荷物を送りたい人」と「荷物を運びたい人」を
繋ぐ軽貨物マッチングをご存知ですか?
荷主(送る方)は軽貨物ドライバーに荷物の配送を即日依頼出来ます
ドライバーは、即日紹介可能な荷物情報をゲット出来ます。
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