個人事業主、フリーランスなど自分でビジネスをしている方は
この時期に届くのが「国民健康保険」税の納税通知書です。
起業すると納税意識が高まる
給与から税金類を天引きされている会社員とは異なって、
フリーランスは自分で通知された額を期日までに収める必要があるので、
納税している感が半端ないです。
国民健康保険税の納め方ですが、
8期ごとに分けられて納税通知書が来ます。
1期ごとに当然収めることが可能ですが、
まとまったお金が手元にあればめんどくさいので一気に収めたいものです。
支払いが遅れれば督促が来るし、国民健康保険”料”と言っても、
国民の義務の一つである「税金」なので、
どうせ払うものです。
そんな時にどんな方法があるか、
またどれが一番手続きが簡単かをまとめてみました。
国民健康保険納付方法
各自治体で利用できる納付方法は若干異なるのですが、
概ね下記手段で国民健康保険税を収めることができます。
それぞれデメリット・メリットを紹介します。
国保を市役所・区役所窓口で納税
まず初めに挙げられるのが市役所・区役所の窓口に直接納付する方法です。
本庁もさることながら、準ずる総合支所や出張所でも納税が可能です。
メリット
本丸に乗り込むので、確実に支払うことができます。
気持ちの問題だが一括でまとめて納付をした時には、
いかにも
あたし納税している!
って感じがして良いものだと感じました。
コンビニなど他の支払い方法では税金額が高額の場合、
受付できない場合があるのでそういった場合は有効な手段となります。
デメリット
デメリットは近くに市役所・区役所があれば良いのですが、
自宅から距離が離れている場合は電車や車・バスで移動する必要があるので
時間を取られてしまう点。
国保をコンビニエンスストアで納税
全国のコンビニ店舗数は56,884軒(2020年11月現在)です。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの
大手3社はさることながら、その他コンビニでも保険料の払込が可能です。
メリット
メリットはコンビニの名の通り、全国どこでも支払いができるので便利な点です。
支払い方法もバーコードのついた納付書をコンビニのレジで提示するだけです。
あとは支払い金額を言ってくるので、
コンビニで普通に品物を買う時のように、お金を支払って終わりです。
あら、簡単!
国民健康保険は居住している自治体での加入です。
引っ越しのタイミングによっては、
引越し先に以前住んでいた自治体から納付通知書が送られてくることがあります。
こういった場合、以前の市役所・区役所が遠方だった場合、
足を運んで納付しに行くのは現実的ではありません。
代わりに、
コンビニでサクッと払い込んでしまいましょう。
デメリット
デメリットとしてはコンビニで支払える額に上限があることです。
自治体で上限は変わるかもですが、私のところでは
30万以上の納付額はコンビニでは支払えないそうです。
上限額に関しては、納付通知書の裏書に記載があるはずです。
国保をキャッシュレス決済で納税
PayPay、LINE Pay、ゆうちょPay、クレジットカード、
au PAY、クレジットカードなどキャッシュレスでの支払いも可能です。
デメリット
デメリットとしては、まずアプリをインストールするなど、
各サービスごとに事前設定が必要になることが少々面倒なことが挙げられるます。
メリット
既に利用者であれば朗報です。
と言うか、ここ1年のコロナ禍でなるべく人に接触しないことが奨励され、
スマホ決済も広まったと思うので、
既に、先程挙げたキャッシュレス決済サービスを
利用している人も多いと思います。
なんちゃらPayが乱立している感もありますが、
納税手段として対応していれば使わない手はありません。
今まではゆうちょ銀行の窓口や、
コンビニで国民健康保険税を収めていたのですが、
今回はあまり外に出たくないご時世なので、
健康保険料の納付方法としてPayPayを利用してみました。
→ PayPayインストール(iOS端末)
PayPayでの国民健康保険支払い方
まず。PayPayアプリをインストールする必要があります。
iOS、Androidでアプリをインストールを行なって、
入金口座などの準備が必要になります。
PayPay支払いは2パターンある。バーコード読み込んでもらう&自分がバーコードを読み込む
既にPayPayアプリを使っている人はお馴染みかと思いますが、
決済する時は2つのパターンがあります。
1つはバーコード(もしくはQRコード)を読み込んでもらうパターンです。
もう一つはバーコードをこちら読み込むパターンです。
コンビニで金額を支払うときに、
店員から金額を告げられるので、
PayPayのアプリを開いて、
Appに表示されているバーコード(もしくはQRコード)を提示します
店員さんがPOSのバーコードリーダーで
バーコードを読み込めば「PayPay♪」の可愛い音が鳴って支払いが完了です。
納付書のバーコードを読み込んで金額確認し承認するだけ
国保の納税は自分ががバーコードを読み込むパターンでした。
手順は簡単で、
自治体から届いた国民健康保険の納付通知書にバーコードがあるので、
PayPayアプリの「スキャン支払い」ボタンをクリックして、
バーコードを読み込みます。
すると納税金額が表示されるので、
一致しているかを確認して「承認」だったか「支払う」だったか、
ボタンの文言は忘れましたが、とにかくOKを出せば
「PayPay♪」というジングルが鳴って支払い完了となります。
PayPay納税デメリット
PayPayというかキャッシュレスでの納税のデメリットは
領収書が発行されない点と(私の自治体の但し書き曰く)
納税の通知が市役所に届くまで数日かかるという点です。
ただ、別に領収書は必要していないので、
全然問題を私は感じません。
キャッシュレスの納税実績が役所に届くまでに、
即時ではなく数日かかるところが、
いかにもお粗末な日本のITシステムって感じがしますが、
こちらとしては払うものを払ってしまえば
その先のお役所の処理なんてどうでもいいです。
そもそも何かトラブルがあれば、
PayPayの支払い履歴にはしっかりと支払い実績が残っているので、
何も心配いりません。
税金の類なので後で計算が間違っていて、
支払い過ぎた場合はちゃんと過誤納付還付で返金されるので
恐れることはないです。
一括納付できないのが玉に瑕
PayPayではなく納付書の問題なのですが、
住民税のように1年分を一括で納付できる通知書が欲しいと思いました。
まとめて払う気満々だったのに、
いちいち全8期の通知書のバーコードを読み込んではOKを押し
「PayPay♪」を8回繰り返す必要がありました。
全納分の1回のバーコード読み込みでスマートに
「PayPay♪」して1回で納税を済ませられたら便利です。
もしかしたら自治体によって差があって、
全納の納付通知の発行を行なっているところもあるかもしれません。
なんで国保は一括スマホ支払いできないの?私見
思うに、PayPayも含め銀行も、
1日の送金限度額が横並びの500,000円に設定されているので、
一括納付の明細を出してしまうと、
国民健康保険の最大が約80万円なので高収入の人は50万を軽く超えてしまい、
納める時は、翌日再チャレンジと2日に分けないといけません。
だから、そもそも一括納付の通知書は出していないのだと考えます。
とはいえ、それでいても、いち納税者としては、
2日にまたがって全然構わないので、
前期・後期みたいに2分割の明細は欲しいなと思いました。
PayPay納税メリット
一番のメリットは手続きが楽な点です。
8回バーコードを読み込むハメになったとはいえ、
銀行の窓口に行って、振り込み依頼書に住所氏名、
振込金額を書いて印鑑を押して、
窓口に提出…
しかも手書き!
なんてことをしないで、
家の部屋で外に一歩も出ないで納税できるのは
素晴らしいと思いました。
しかもPayPayはしょっちゅうキャンペーンを行なっているので、
ポイントが付きました。
納税額といえば結構な額になるので、
納税してポイントが付与されたのは嬉しかったです。
まとめ:キャッシュレス納税で時短!ポイントもゲット
PayPayをはじめキャッシュレス決済を使うと
貴重な時間を短縮できます。
ゆうちょ銀行などの金融機関の窓口に行く時間、
待つ時間、振り込み依頼書に手書きする必要もありません。
PayPayをまだ始めていない方は、下記をクリックして始められます。
→ PayPayインストール(iOS端末)
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