個人で情報発信ができる時代。SNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)で呟いたり、画像投稿したりして反応が返ってきたら嬉しいものです。最近ではnoteなどを利用して自分の意見を発信したりするのも流行っていますね。しかも各種SNSは無料でサービスを利用できるので便利です。
ただ気をつけたいのがサービスを提供しているのは企業ですので、最悪倒産したり、企業の大人の事情でサービスが停止されたりするリスクがあります。そうなると今まで自分が書き溜めてきた記事も消えてしまいます。これはかなりリスキー。そうならないためにも「自分で情報発信の場を確保する」ことで情報発信の場を失わないようにリスクを回避できます。
何よりも自分のドメインでサイトを持っているとかっこいいです。20代の時に友人のバンドが自分のバンド名のURLを持ってライブ活動とか、ディスコグラフィーをサイトに載せていたのを見て「かっこいいなー。いいなー」と思いました。このサイトもその時に友人からサイトの作り方を聞いて始めました。
独自ドメインでWordPressブログ開設に必要なものはこれ
一見難しそうな独自ドメインでのブログを開設ですが、必要なものはたった3つです。
- 独自ドメイン
- レンタルサーバー
- WordPress
意外とシンプルだと思いませんか?
自分のサイトを「家」だとすると、独自ドメインが「表札」レンタルサーバーは「土地」ワードプレスは「2×4工法の住宅」ってイメージです。

独自ドメインって何?
さっきから「独自ドメイン」を連呼してますが。「何ですかそれ?」とはてなマークが頭に浮かんでいる人もいると思うので説明すると。先ほど「表札」と言ったように名前です。
独自にURLの名前を取得できる
具体的にはこのサイトでは”tsurezurelife.com”というのがドメインです。名前ですね。「独自」というのは私が「この名前いいなー」と思って独自に命名しました。
自分のURLを持つにはドメインを購入する必要がある
ドメインを取得するのにはドメインを販売している会社で購入する必要があります。ドメインを販売している会社はいくつかあるのですが有名どころは「ムームードメイン」と「お名前.com」です。私は「ムームードメイン」でドメインを購入しました。
ドメインは買い切りではない。年次更新など継続支払いが必要
ドメイン「購入」と言っても買い切りではありません。1年ごとや2年ごとなどドメインを維持するために更新料の継続支払いが必要です。価格は「.com」とか「.net」などで異なるので詳しくはドメイン会社の料金表を確認してください。
取得額+更新料金(ランニングコスト)
なので。取得額が格安でも、更新料金は高めで、「ランニングコストを考えたら安くなかった」とならないようにしてください。だいたいドメイン取得料は500円〜2,500千円。更新料は1,500〜3,000円が一般的な相場だと思います。
ムームードメイン
→
取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─

お名前.com

→
お名前.com
なんでWordPressがいいの?
WordPressを導入すればコーディングを覚える必要がない
インターネットの記事はhtmlという言語で書かれています。下記のようなコードです。
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>はじめてのHTML</title>
</head>
<body>
<h1>見出し</h1>
<p>コンテンツ内容</p>
<a href="#">リンク</a>
</div>
</body>
</html>
興味があれば実際にご自身のパソコンで試してもらいたいのですが、上記をコピーして、ご自身のパソコンのテキストエディターを開きコピーしたコードを貼り付けして、ファイル名を「Sample.html」としてください。
そして「Sample.html」をいつも使っているブラウザ(Safari、Chrome、IEとか)にドラッグ&ペーストすると、下の図のような結果になります。

インターネットで見るサイトはこんな感じで作られています。見た目は図の通りで殺風景ですね。でもこれが最初の一歩です。これに見た目をつかさどるCSSとか、動きをつけるJavascriptとかPHPとか色々な技術で世の中の「かっこいい」サイトはできています。
昔は自分でいろんな言語を覚えてガリガリコーディングをしていたのですが、今では簡単にブログやサイトを作成できるWordPressというツールが無料で利用できます。このサイトもWordPressを使ってできています。
WordPressを使うと本来あなたがすべき記事執筆に集中できる
フルスクラッチでコーディングせずとも、それっぽいサイトがWordPressをレンタルサーバーにインストールするだけで作成可能です。冒頭に家で例えると「2×4工法」と言ったのは所以です。簡単に組み立てられ、頑丈です。
インターネットのコーディングに四苦八苦せずに、本来集中すべき記事の執筆など自分のサイト運営に注力できるのがWordPress導入のメリットです。W3Techsによると、WordPressはインターネット上のすべてのサイトのうち、40%の使用率を誇るので運営上生じた疑問点や困りごとなどはネット検索をすればさまざまな情報やノウハウが見つかる点もオススメする理由です。
レンタルサーバーはWordPressを簡単にインストールできるツールがある
先ほど紹介したエックスサーバーやmixhostでも簡単にWordPressをインストールできるツールが備わっているので、詳しくは契約したレンタルサーバーの「WordPressのインストール方法」を参照にチャレンジしてみてください。
サーバーってなに?
先ほどの「Sample.html」は自分のPC上のファイルをブラウザ表示しましたね。実際にブラウザのURL欄には自分のファイルのパスが表示されているはずです。
ファイルを世界中の人が見られる場所を提供してるのがレンタルサーバー会社
このパスが世界中の人が見れる場所だったらどうでしょう?世界中のみんなが見られるパスに「Sample.html」を置けば世界中の人々が先ほどのキャプチャーの殺風景なページを見ることができます。この”世界中の人々が見られる場所”を提供しているのがレンタルサーバーです。ちなみにそのパスに名前をつけたのが「ドメイン」です。
インターネットの技術に明るければ自分で自宅にサーバーを作って、世界中の人々に公開することもできるのですが、電気代やセキュリティなど考えるとレンタル一択です。
レンタルサーバーのおすすめ「エックスサーバ」「mixhost」
レンタルサーバー業者も数多くありますが有名どころはエックスサーバー、mixhostです。。本格的にサイト運営しているブロガーはエックスサーバーを好んで使っているようです。このサイトもエックスサーバーで運用されてます。mixhostはお安いですがエックスサーバーと比べると速度は劣るかなといったイメージです。それでも価格を考えると頑張っていると思います。mixhostはランニングコストが安いので初めて使ってみようという方には良いかもしれません。mixhostの変わった特徴はただアダルトサイトOKということです。
エックスサーバー

→
エックスサーバー
mixhost

→
mixhost
独自ドメインでブログ開設にかかる費用
契約するサーバーのスペックによりますが、独自ドメインでブログ開設をしようとすると初年度に大体6,500円〜15,000円くらいが費用として必要になります。月換算だと約540円〜1,250円です。2年目からも大体同じくらいの費用がかかってきます。
項目 | 値段 |
ドメイン取得費用 | 500円〜3,000円 |
レンタルサーバー | 6,000円〜12,000円 |
WordPress | 0円 |
レンタルサーバーは1契約、ドメインは複数所持ということができます。なぜならばレンタルサーバーで契約する容量は1ドメインでの運用では持て余します。複数ドメインを所持すれば1ドメインあたりのランニングコストを減らすことができるので、独自ドメインでのサイト運用は”自分のメディア”を持つということです。独自ドメインデビューをきっかけに複数サイトを持って本格的に情報配信を”自分のメディア”で行ってみるのも面白いですよ!
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