独立開業・軌道に乗るまでの体験談 – デザイナーひであきさん(仮名)

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独立開業の気持ちはあってもなかなかその一歩が踏み出せないのが常です。先輩の声として軌道に乗るまでの体験談を紹介します。

美容室、飲食店の販促ツールデザインの仕事をしています。以前勤めていたデザイン事務所で印刷会社の下請けで美容室や飲食店の仕事が多いのに目をつけその2業種を中心としたデザイン事務所を独立起業しました。以前勤務していた会社で私でなければいけないという取引の永いクライアントを引継ぎさせてもらいスタートしましたが最初とにかく苦労したのが新規クライアントを見つける営業でした。独立開業の際仲のいろんな取引先に内々に声をかけていていい返事をもらっていたのでなんとかなるだろうと高をくくっていました。

それではと営業職に長けている友人に営業のレクチャーを受け営業を開始しました。根っから話し好きということもあり飛び込み営業もそう苦にはなりませんでしたがそうかんたんに仕事はとれず営業手法、ツールも試行錯誤しながらアップデートしていきました。簡単な制作事例サンプルや簡単な価格表など話せなくても後から見て分かるように工夫を凝らしました。また飲食店への営業時間はアイドルタイムの14時〜17時になりますが、既存のクライアントとの校正、打ち合わせも当然アイドルタイムのその時間となるのでそこは営業活動を優先させ打ち合わせや付帯業務は極力電話やメールで済ますようにしました。こうすることで交通費節減にもなり利益率が上がりました。

美容室は一日中お客さんがいて話すことができないのでアポイントどりの訪問が有効だと悟り閉店後のアポイントをとることで折衝率が思いの他上がりました。またやっていて気付いたのが美容室が想像していたよりも印刷物等のツールに経費をかかけているということでした。美容室は競合が多く集客に困っていたのでその方法をデザインと共にプレゼンすることで仕事が入ってくるようになりました。その美容室での集客成功事例を基に販促デザインに落とし込み販促プロデュースすることで7ヶ月で大幅な黒字になりそれ以来安定してきました。実績に対する評価ももらえ紹介に繋がっていきました。クライアントの本当に困っていることを理解し自分の持ち味でソリューションすることでクライアントに貢献することを第一に現在も頑張っています。

独立はとにかく一歩踏み出すことが大事で、走り出せばサラリーマン時代にはない自覚が芽生え努力邁進していけるものでやらされるのではなく自分のためにやる仕事の喜びを味わえるはずです。

ひであきさんさんは元からデザイナーとして目に留まるような抜きん出たスキルを持っていたようですね。ただ独立となると得意なデザインだけではなく、営業し、新規顧客獲得など今までとは異なるスキルを得る必要があったようですね。まずは一歩を!ということでしたが、その一歩をなかなか躊躇してしまうものです。その一歩を踏み出して得る感覚によりサラリーマン時代にはない自覚が芽生えてくるのでしょうね。