近所の東京品川区には、
都内で一番長いアーケード商店街と言われている
武蔵小山商店街パルムがあります。
やけに騒がしいなと外を見たら神輿を担いでいました。
秋の風物詩になっていて一年の流れを感じました。
東急目黒線で2駅で目黒まで行けるので秋刀魚祭りも見てきました。
生まれは関東でも育ちは南国鹿児島。
私の地元の商店街はどこもシャッター街です。
社会人になって上京したときに、
東京23区の商店街は活気があることに驚いたものです。
地方と都内の商店街の異なる点
東京にも奥多摩のような大自然もあるので、
ここで東京と言ったら東京23区のことと思っていただきたいです。
そもそも都心には大手ショッピングモールが進出できるような土地がない
東京に来て思ったのが、
イオンなど田舎で見るような大きなショッピングモールがないということでした。
それもそのはず、都内では所狭しと住居が密集しているので、
そもそもそんな土地がないです。
ではイオン系はどうしているかというと、
小さなストアとして商店街の中や隣接したところに存在しています。
広い土地がないという制約が功を奏して、
大手の参入により旧来の店舗が淘汰されるということがなく、
共存ができているようです。
都内では車を持たない。田舎では車は必需品
土地もさることながら、田舎では車は必需品です。
一方都内では車を持つことはハードルが高いです。
駐車料金は1ヶ月3〜4万と田舎の家賃並みです。
道も住宅地となれば一方通行の場所も多く、
金銭的、道路事情的に、
車を持とうという気持ちにそもそもにならないともいます。
車があれば大量にまとめて食品や雑貨を買ったりできるのでしょうが、
都内では徒歩がメインです。
上京して思ったことが都会は結構歩くということでした。
田舎では自販機まで車に乗るということも笑い話ではなく(親父がそうしていた)
とにかく歩かないものです。
歩きがメインだと買い物をしても、
持って帰られる量には限度があるので、
こじんまりしたお店くらいがちょうどいいです。
娯楽が豊富な都会と娯楽の少ない田舎
ここまでショッピングモールが諸悪の根源のようになっている論調ですが、
そうではないです。
ショッピングモールは無罪です。
モールが来たから廃業という単純なロジックではないです。
モールが来よう来まいが、
変化に適応できなければ、潰れるところは潰れます。
むしろモールのような新参者より、
田舎で長年地域に溶け込んで慕われていたところであれば、
既存客がいるというだけでアドバンテージは高いはずです。
食品・生活雑貨だけではなく、
大型のショッピングモールには娯楽を提供するという側面もあります。
映画館もあればゲームセンターもあります。
家族で食事もできて週末の憩いの場です。
田舎では若者のデートスポットとしても必要なものなのです。
「田舎は自然が豊かで羨ましい」は都会の視点。
映画に流行りの服やドリンクやスイーツなどを
田舎でも試してみたくなるものです。
そういった流行を田舎で真っ先に紹介してくれる存在が
ショッピングモールです。
都内であれば娯楽施設は電車に乗ればアクセスできますが、
田舎では移動は車です。
娯楽施設があちこち点在されると正直疲れます。
都会と田舎では環境が違うので参考にならない。
武蔵小山のパルムの商店街の入り口で一服している時に、
立ち話をしたことがあります。
おじさんに話しかけたら、
青森から「活性化の勉強になれば」と視察に来たとのことでした。
都内で一番長いアーケードの商店街で知名度もあるし活気もあります。
視察に来る価値はあります。
でも、田舎と環境が違いすぎるので、
どこまで参考になるかはちょっと疑問でした。
商店街の数ある店舗でも、
長く続くお店と、入れ替わり立ち替わりが激しいお店や
場所があることは確かに感じたので、
立地の観点であれば大いに参考になるかもしれないです。
ムサコ(武蔵小山)だけでなく、
高円寺や下高井戸にも住んでいたのですが、
大体駅近に商店街があります。
そして活気もあります。
地元民からすればライフラインなので、なければ困ります。
トイレットペーパーが買えないとトイレにも行けないし、
食材を仕入れる場所がなければ食事にありつけません。
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