パソコン上級者向けの記事です。
カーナビにSDカードを挿入。ドット始まりの「隠しファイル」が音楽再生の邪魔
ドライブのお供に手持ちの音楽ファイルを聴こうと、
iTunesからSDカードにファイルをコピーしたら、
SDカードに予期せずコピーされた隠しファイルのせいで
カーナビでの音楽再生で困りました。
音楽ファイル(m4a)をSDカードにコピペ
Macではいつも通りのコピペの要領で、
曲名がついたファイルをFinder経由でSDカードに移しました。

その後、曲をコピーしたSDカードをカーナビに挿入して、
ちゃんと曲を聴くことができるかのテストをしました。
そしたら問題が起きていることに気づきました。
カーナビで1曲毎に音楽再生が停止
その問題とは、カーナビで一曲再生された後に、
カーナビの画面に
再生できるファイルではございません。
確認『OK』」のメッセージが表示されました。

1曲ごとに曲の再生が中断され、
タッチパネルにダイアログが出現するのでイラつく。
原因は、SDカードの中にドット(._)から始まる、
隠しファイルが存在しているからです。
このファイルがあることによって、
カーナビから「ファイルを再生できません。」の通知が来ているようです。
このままでは楽しいドライブに水をさされてしまいます。
と言うか、走行中いちいち曲の再生がストップして、
ダイアログメッセージの「OK」ボタンを押す羽目になるので危険です。
ドットから始まる邪魔な隠しファイルの正体
ドット始まりのファイルはMac、Linux、UNIXのシステムファイル
Macもそうなのですが、
UNIXやLinuxではドットから始まるファイルは、
システム絡みのファイルです。
別にこのドットから始まるファイルがSDカード上に存在していても、
カーナビの音楽プレイヤーで悪さをしなければ問題はありません。
でも先ほどのように、1曲毎に再生が停止され、
ダイアログが出現して「OK」ボタンのクリックを催促されるのは
問題です。不快でしかないです。
ドット始まりのシステムファイルは”カタログファイル”
そもそもドットから始まるこの隠しファイルとは何か?
削除して良いものなのだろうか?
調べてみました。
ドットから始まるファイルは”カタログファイル” と言って、
Macのファイル管理方式に組み込まれています。
例えば、「abc.dat」というファイルには「._abc.dat」が作成されます、
これは母体のファイルに対する付加情報のためのファイルのようです。
ですので、MacOSではないカーナビでは関係ないので、
削除しても問題なさそうです。
ドット始まりのMacの隠しファイルは削除しても問題なし
ドットから始まる隠しファイルは、
Macのカタログファイルだということが分かりましたので削除をします、。
隠しファイルをいちいち手で削除していくのは億劫なので、
コマンドで一気に削除できる方法を紹介します。
Macのカタログファイルを消すコマンド
Macのコマンドと削除手順です。
Macのターミナルを開きSDカードの場所に移動します。
cd /Volumes/(SDカードの名前)
隠しファイルも含め、あらかじめ内容を確認しておきます。
ls -la
ドット始まりのカタログファイルが存在していることが確認できます。

音楽ファイルと同じフォルダーに混在しています。
赤枠の中が必要な音楽ファイルです。

コマンドは、同じ問題を抱えた海外の方のコミュニティの投稿記事を参考にしました。

find . -name "._*" | while read file
do
rm -f "$file"
done
ターミナルで上記コマンドを実行します。
再度ls -laを行って、ファイルの一覧を確認すると下記のようになりました。

ドットから始まるカタログファイルが、綺麗に消えていることが確認できます。
これで変な隠しファイルに邪魔されることなく、
快適にドライブができます。
ドライブのお供ならAmazon Musicが便利です
現代は何でもサブスクの便利な時代になりました。
コピーを試みている曲はひょっとしたら、
月額定額制のAmazon Musicで聴けるかもしれません。
まだ登録していない場合は利用してみると便利です。
聴き放題です。
こちらもCHECK
-
-
iTunesの曲をCDに焼く方法。プレイリスト作成必須!当然だがApple Musicは複製不可
スポンサーリンク iTunesのアイコンからCDディスクから音符になった頃からでしょうか、自宅でCDを焼く必要が無くなったので、すっかり忘れていました。 スマホで常にネットに繋がっている時代を生きる我 …
続きを見る