レザークラフトでケースを手作りしてみたキットがなくともこれだけ道具が揃えば始められる

DIY

レザークラフトでオリジナル手作りケースを作ってみました

FIMI Palmのジンバルカメラを購入したのですが。カメラの首がカクカクする構造上なかなか裸のままカバンの中に入れるのも怖いです。Amazonとかでかっこいい革のケースがないかなと探していたのですが、ちょうどいいものがなかったので、以前からやってみようかと気になってはいたものの、なかなかはじめの一歩を踏めなかった「レザークラフト」でオリジナルのジンバルカメラケースを作ってみました。

リコーの360度カメラのソフトケースのアイディアを参考に、ボタンも何もなしで、スッとカメラを取り出せるようなデザインにしてみました。選んだ牛革の厚みも十分すぎるくらい厚く安心感があります。カーソルボタンが本体から飛び出していて外圧からの強度が心配なFIMI PALMですが、外から革のケースに圧をかけても安心なくらい丈夫なものになりました。

レザークラフトで必要な道具

手探りで始めたレザークラフト。せっかくですので今回初め手の経験をもとに、レザークラフトで必要なものをまとめてみました。

レザークラフトで必須な道具

レザークラフトのイメージは色々な道具がぶら下がった工房で職人さんがトンテンカンテンと作業をしているイメージですが、初めから揃えておくと良い道具は実はそんなに多くはありません。これだけです。

手縫い針

レザー専用の手縫い貼りが必要です。通常の手芸貼りとは異なってだいぶ太いです。太さはありますが、全体的に丸みを帯びている針です。針の先端も鋭利ではなく、角が取れているイメージです。とはいえ力を入れれば十分指に刺さるくらいの鋭さはあるので注意が必要です。夢中になって手縫いをしていたら何度か手を刺しそうになりました。

レザー用糸

レザー用の糸が必要です。通常の手芸糸と比べ太いです。1番の違いは周りをロウでコーティングされていることです。ロウ引きが必要な理由は、解けにくくなるように糸の強度を上げる為や、糸を真っ直ぐに保つ為に行われます。自分で太い糸をロウでコーティング(ロウ引き)するのも良いでしょうが、あらかじめ処理済みのものがありますので利用すると便利です。

型紙用の厚手の方眼紙

オリジナルデザインで革製品を制作するので、型紙が必要になります。100円ショップで4枚入りくらいで厚めの方眼紙を使用しました。革材料は高価なので、いきなりナイフを入れてぶっつけ本番で裁断したら失敗したら勿体無いです。何度も方眼紙で出来上がりをシミュレーションをして、十分確認が取れてから革の裁断フェーズに移行するのが失敗を未然に防ぐコツです。型紙のデザインをしている最中の注意点は革の厚みを考慮することです。方眼紙は薄いので、皮の厚みを考慮せずにシミュレーションを重ねてバッチリだったとしてもいざ革を裁断し終わった時に、厚みが原因で、例えばケースの場合、入るものが入らなくなったりします。(経験談です。厚みを考慮してなくて一度失敗しました。)

ヒシ目打

革に針穴をあらかじめ開ける「ヒシ目打」というフォークに似た形状の道具が必要になります。3本や4本ヒシ目が一般的かなと思います。穴の幅が違うものもあります。初めは一つあれば十分だと思います。ちなみに私は3本と4本のもの持っています。

ハンマー

ヒシ目打ちをするために、ハンマーが必要になります。百円ショップにあるもので十分だと思います。革に穴を開けるためなのでそこまで力もいらないので金属製とゴム製のものどちらでも良いです。私は音が静かなのでゴム性のものを使っていました。

革を切断するレザーカッター

革を切断するレザーカッターが必要です。「革たち」と言います。初めはカッターナイフで十分だろうと思い、カッターで革を裁断したのですが、革は丈夫なので、何度も歯を入れて裁断する必要がありました。その結果、直線がどうしても甘くなり、かつ断面もスパッと切れていないのは格好が悪かったので結局後日購入する羽目になりました。丈夫な牛革もスパッと切れるので切れ味は抜群なので取り扱いは要注意です。

革材料

忘れていけないないのが、革材料そのものです。東急ハンズやレザークラフト屋さんなど専門的にレザークラフトを扱っている場所が近所にあれば実際に皮の色や厚み、触感などを確かめながら選ぶことができます。無い場合はオンラインショップで購入可能です。材質と染色方法。希少さで値段が変わってくるのでだいぶ奥深い世界だなと気づきます。

レザークラフトであったら良い道具

次にレザークラフトに必須とはいえないけど、あったら便利という道具はこれです。

コバコート(レザーの縁を染色するもの)

レザーの断面を「コバ」と言います。見た目の問題もさることながら保護も兼ねてコバコートを使ってみました。なかなか「コバ」をどうするかとか、コバの色などは普通に革製品を購入して使っているだけだと気づけないところです。色々な色やクリアーまであることを初めて知りました。

ゴムの板

コマ目打ちをするときにハンマーで叩くのですが、針が革に貫通した際の受けにゴムの板を使用します。オームセンターに行けば厚手の10cm四方のものが数百円で売っていると思います。ゴムなので消音効果を期待したのですが、結構普通に大きな音がしたので都会のマンションの一室でコマ目打ちをする際は作業をする時間帯を気をつけた方がいいかもです。

糸切りばさみ

手芸コーナーや100円ショップで手に入ります。文字通り糸を切る時に使います。初めはハサミでも十分かなと思っていたのですが。生地に厚みのあるレザークラフトでは糸の根本(しかも太くて丈夫)から切ることが見た目にもとっても大事になってくるため結局購入しました。

レザークラフトで必要な道具まとめ

ここまで紹介したレザークラフトで必要な道具の大体の相場はこちらです。

道具名大体の相場
縫い針500円
ロウビキ糸500円
型紙100円〜
ヒシ目打ち500円
レザーカッター(革たち)2000円
革材料1000円〜
ハンマー100円〜
コバコート700円
ゴム板100円
糸切りばさみ100円〜
合計5600円
レザークラフトで必要な道具値段

大体5、6千円の予算があればレザークラフトを始められます。レザーカッターが高いですね。ずっとこれから革製品を趣味として作るのだというのであれば惜しみなく投資してよい金額だと思います。どんどん上達すれば今は副業でメルカリ、Creema、ヤフオクなどでオリジナル作品を出品というのも全然アリな選択です。自分の収入も上げることが可能です。ちなみにキャンプに便利なガストーチのレザーカバーはレザークラフト製品を手作りしている出品者さんからメルカリで購入しました。

副業でなくとも、革製品は男女問わずにウケがいいので友人知人に「これ実は私が作ったのですよ」と自慢することもできます。「その革ケースいいね」「あっこれ自分で作ったんだー」と言ったら女友達は「ちょっとよく見せて。すごーい!」とマジで驚いていました。

例えば、カメラケース以外では、万年筆のちょうどいいケースがなかったので自分で作ってみました。

ボタンなしのシンプルなものです。もう少し厚い革を使用しても良かったかもしれません。角を丸型に切れるカッターで仕上げても良かったかもしれません。

こちらはオリジナルではないですが。キットのものを組み立てて作りました。RHODIAのNo11のメモ帳用の革ケースです。

キズキズなので後でクリームを塗って革のお手入れをしなきゃですが、それだけ愛用している印でもあります。

ちょっと1から道具を揃えるには、飽きるかもしれないし躊躇するのであれば、物は試しにキットを利用してみるのも良いと思います。デザインの自由度は無くなりますがキットであれば針・糸・革は裁断ずみですので気軽に始めることができます。手芸は夢中になれるのでおうち時間などに革製品作りもいいかもしれませんね。

コメント

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