感動した

ベトナムで日本語が「第1外国語」に!?

スポンサーリンク

先日のニュースですが
日本人として嬉しいものを発見しました。

在ベトナム日本大使館は1日、
ベトナム全土の小学校で日本語を英語などと並ぶ
「第1外国語」として教えることを目指す方針で
ベトナム教育・訓練省と一致したと発表した。

対象は3年生以上。今年9月から試験的に、
首都ハノイの三つの小学校に
日本語学習クラスを2クラスずつ設置する。
大使館によると、
初等教育段階での日本語教育の導入は東南アジアで初めて。

産経ニュース:日本語が「第1外国語」に ベトナムの小学校で東南アジアで初

日本大使館がこのような活動をなさっていたことを
知ったのもびっくりです。

現時点では”目指す”とのことですが、
是非と”実現”してほしいと、一日本人として思います。

子供心にも誇らしかった

思い起こせば10代の頃
マレーシアに行く機会があったのですが、
その時訪れた高校で日本語の授業があったのを目にしました

黒板には「ハト、マメ、マス」が書かれていて
驚いたのを記憶しています。

マハティール首相のLook East政策のおかげなのか
みなさん日本に興味津々といった様子で子供心にも誇らしかったです。

言語を学ぶ=考え方を学ぶこと

他国の言語を学ぶということは
その国の人々の”考え方”を学ぶことを意味します。

アメリカの友人2人とご飯を食べて他時のお話です。
一人は日本語堪能。もう一人は日本にハマって、
最近ロゼッタストーンを買って日本語を覚えようと頑張っています。

そこで、日本語について
話題になったことがあります。

それは、英語と日本語では、
数の数え方の概念が違うと言うことです。

Countable Noun: 可算名詞(=数えられる名詞)
Uncountable noun: 不可算名詞(=数えられない名詞)

日本語が堪能な彼は、
「日本語の物は全部Uncountableだよ」と、
もう一人のアメリカ人に教えていました。

すると「Crazy!だ」と日本語勉強中の友人は
驚いていました。

確かに納得です。

例えば、
りんごのことを、1りんご、2りんごとは言いません。
りんごは1個、2個です。

本は一冊、2冊です。

「個」と「冊」
ものによって数え方が異なってくることも
言われてみると不思議で興味深いです。

さらに、
英語では名詞の複数形にはsがつきます。
日本語では物が1つだろうがなかろうが気にしないです。

「日本語は物を指すときに、
単数だろうが複数だろうが気にしない」と
アメリカの友人に語ったら

「マジかよ!」って驚いていました。

こんな感じで、
言葉が異なると、
物事を把握する概念の違いを知ることができます。

慣用句も同じです。例えば「いただきます」

アメリカの友人と食事の際に、
「いただきます」と言って彼が食べ始めたので、

「お、いいねー。ところで【いただきます】の意味知ってる?」と聞いたら

「食べ物の命に対する感謝でしょ(*)」と言って感心したものです。
(*)語源には諸説ありますが、私はこの仏教元来のこの説が好きです。

理解してくれる人が増える可能性がある

外国語を学ぶということは
その相手の国の人々の考え方を学ぶ恰好の方法です。

ベトナムで日本語が「第1外国語」になることで、
日本人の考え方を理解してくれる人が増えるわけなので、
大変喜ばしいです。

こちらもCHECK

旅行コラム記事
日本を知ろう!旅をしよう!なぜ日本は世界から愛されるか

世界から愛される国「日本」 私たちが住み、世界から注目され、愛される 「日本」 日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2016年には2403万9千人もの外国人観光客が訪れ、過去最多です。 2020 …

続きを見る

スポンサーリンク

クリックで応援お願いします!

にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ

-感動した