9月2日が多くの日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
実は重要な日なのです。
世界的に終戦記念日は9月2日
日本では終戦日といえば8月15日という認識が大多数でしょう。
しかし、世界的には9月2日を終戦日です。
アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシアでは、
9月2日を対日勝戦記念日（Victory over Japan Day）です。
この日は東京湾上のアメリカ戦艦ミズーリにおいて、
日本側を代表して重光葵外相、梅津美治郎参謀総長、
連合国を代表して連合国最高司令官のマッカーサー元帥が署名しました。
NHKのドキュメンタリーで目にした記憶があるのですが、
重光葵外相曰く「刺すような視線だった」だったとのことです。
上の写真のように、
艦上でびっしりと起立した米国の水兵さんたちが見つめる中、
調印式がおこなわれました。
これだけの人数がサインをするペン先を見つめるので、
”刺すようだった”と感じることもわかります。
私だったら字を書く手が震えることでしょう。
降伏文書にカナダ代表がサインミス
実際にカナダの代表がサインをする欄を間違いました。
降伏文書（Instrument of surrender）は２通あって、日米でそれぞれ保管されています。
日本が所有する降伏文書には署名の書き損じと訂正のイニシャルがはっきりと残っています。左下のサイン欄に注目してください。
こちらはアメリカ保有の文章です。
左下のサイン欄の先頭にイニシャルはありません。
※カナダ代表は緊張したからではなく、前日前祝いで飲みすぎてという説もあります。
ちなみにこの降伏宣言書ですが、
ハワイのオハフ等の戦艦ミズーリ記念館のお土産としてレプリカが売られています。
ハワイを訪れた時に買いたかったのですが、
閉館間際だったので叶いませんでした。
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実話：マッカーサ元帥の影響力。うちの婆さんも知っている
そういえば、私が小学生のころに、
マッカーサーがどれだけ影響力があったかを
垣間見た実体験があります。
私の亡くなった祖母は、人の２、３倍の働き者でしたが、
青春時代が戦乱期だったこともあったのかもしれませんが、
学がありませんでした。
字がほとんど読めませんでした。
そんないまでもネットどころか、TVの電波の通りも怪しい、
情報が伝わりづらい片田舎のばーさまが、
マッカーサーのことを敬称をつけて
「マッカーサー元帥」と言うくらいなので、
当時、絶大な影響力であったことを幼いながらに思いました。
地上波が報じない世界のタブー
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