このお正月
都内の周囲を歩いていたら
気になることがありました。
門松の竹の切り口です。
門松の竹の切り口は斜めだけではない!
門松の竹の切り口といえば斜めのイメージが有ります。
私にとっては写真のような
「斜めの切り口」の門松が一般的です。
ところが!
真横に切ったものの存在に気づきました
門松の切り方について調べました
正月飾りの代表格である門松の切り方について調べました。
どうやら2種類あるようです。
門松の切り方種類:寸胴(ずんどう)
竹の先端を真横に切るのが
「寸胴(ずんどう)」というそうです。
門松の切り方種類:そぎ
一方、一般的な竹を斜めに切るのは
「そぎ」というそうです。
名前があったのですね!
門松竹を斜めに切るのは徳川家康が発祥?
竹を斜めに切るかどまつの「そぎ」は、
徳川家康が生涯で唯一負けた武田信玄(竹)に対して、
「次は斬る!」という念を込めて切ったのが始まりという説があるそうです。
また、門松に使う竹は節をからめて斜めに切った際、
その切り口が笑い口に似ていることから、
「笑う門には福来る」ともいわれています。
ちなみに寸胴は武士が好んだそうです。
刀で切るなどのイメージで斜めは避けられたのでしょうかね…
門松の切り方の番外編:ハイブリット版!?
散歩中に門松の切り方のハイブリッド版を都内でみかけました。
このようなスタイルも見かけました
わかります?
斜めに切る「そぎ」を行なった上で
先端を「寸胴」にする合わせ技です!
結構近所はこのタイプが多くて新鮮に感じました
なかなか都市部の集合住宅等では門松や
日本の伝統的なことを踏襲することは難しいですが
大切にしてて後世につないでいきたいものですね!