換気が重要。冬の暖房一酸化炭素中毒に注意いろり自宅焼肉で死亡事故もあり

冬の暖房 換気しないと一酸化炭素中毒で死にます

冬の寒い時期になると暖を取るために
石油ストーブやファンヒーターは欠かせません。

その際に「１時間おきに換気を」という注意書きが、
ストーブの説明書には必ず書かれています。

これは締め切った部屋だと、
一酸化炭素中毒になって命の危険さえもあるからです。

自宅のいろりで焼き肉、２人死亡一酸化炭素中毒

つい先日もニュースで、
自宅のいろりで焼き肉をしていたら、
一酸化炭素炭中毒になって死亡事故が起きていました。

住宅で焼き肉などをしていた男性３人が、
一酸化炭素（ＣＯ）中毒の疑いで病院に搬送された。

宮崎南署によると、３人は知人同士。
２０日夕方から木造２階建て住宅１階の、
いろりがある部屋で木炭を使って肉や海産物を焼いて食事していた。
３人が倒れているのを家族らが見つけ１１９番した。

引用：朝日新聞（2017年12月21日）「自宅のいろりで焼き肉、２人死亡１人重体　ＣＯ中毒か」　

まずご冥福を申し上げます。
炭火焼きの焼肉は味も格別です。
自宅にいろりがあるお宅はなんとも羨ましい限りです。

でも、楽しいはずの友人知人とのお酒の席が、
なんとも悲しい結果となってしまいました。

火を扱う時は換気は必要です。

一酸化炭素中毒の症状

一酸化炭素中毒の発症機序（メカニズム）は
意外にも充分に解明されていないそうです。

一酸化炭素は酸素の約250倍も赤血球中のヘモグロビンと結合しやすいため、
血中内の酸素が不足し全身的な酸素欠乏状態になると言われています。

一酸化炭素中毒の症状は頭痛・耳鳴・めまい・嘔気です。

これらを感じた時はすでにキケンです。
すかさず換気をしましょう。

一酸化炭素中毒にならないためには

一般家庭では一酸化炭素はの発生しやすい場面として、
屋内での木炭コンロの使用、
ガス湯沸かし器やストーブの不完全燃焼などが挙げられます。

換気が悪い場合に一酸化炭素は蓄積してしまいます。

だからこそ暖房器具を使用する際は、
こまめの換気が一酸化中毒にならないために必要です。

一酸化炭素アラームがある

石油ストーブなどで暖を取る際に、
一酸化炭素中毒になるのを未然に防ぐアラームがあります。

一酸化炭素濃度がヤバい場合は大音量で知らせてくれるので、
自宅リビング、寝室で使用すれば安心です。

一酸化炭素アラームは、
自宅での使用がメインかなと思ったら、
キャンプのスクリンタープ内で、
火を使うために購入している人も多いみたいです。

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