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暗号資産

BTCの1日の価格変動。24時間の中で大きい・小さい時間帯が存在するのかデータ検証してみた

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暗号資産 時間帯での価格変動 傾向はあるのか?

暗号資産を取引をしていると体感的に
「この時間帯は価格が大きく動くよな」とか
「この時間は値動きが落ち着いているよな」と感じることがあります。

体感的に23時〜0時、明け方から朝(6〜10時)、
夕方(16〜18時)は上にも下にもBTCの価格が大きく動いているように感じます。

よって、感覚ではなくデータ的にはどうなのかを検証をしてみました。

結論から述べれば、直近2ヶ月のデータにはなりますが、
BTCの価格変動は、早朝と出勤前、夕方、深夜に大きい傾向がある」と言えそうです。

BTCの24時間ごとの変動率を把握するメリット

「そもそも、時間別の値動きを知ってどうするの?」と思うかもしれません。

特に、長期のガチホ「一度上がると信じて購入した通貨なので絶対売らん!」って言う人には
関係ないかもしれないですが、
値動きの激しい時間帯を知っておくことは、
いつ相場にInするか、もしくはOutするかの目安になります。

単純に時間別に傾向があるのであれば、
あえてその時間帯を狙うとか、
逆に避けるなど、
売り時、買い時の参考に使えます。

「次の瞬間、相場に何が起こるかは正直わからない」ものですが、
過去のデーターを分析して相場の傾向を把握しておくことは
投資の判断材料の一つになります。

BTCの24時間ごとの変動率グラフ分析

さて、論より証拠です。
結果をご覧いただきたいです。

BTC(ビットコイン)の1時間毎24時間の価格の変動率です。
上が0時で下が23時になります。

BTC時間別価格変動グラフ

同じようなBTCの価格変動率のデータ分析を前回もおこないました。
前回は月毎の変動率の分析を行いました。

結果は「◯月は相場が大きく変動すると言えそうな特徴は見当たらなかった」でした。
残念!

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BTC月別価格変動グラフデータについて

今回も前回同様、データはYahoo!ファイナンスのAPIを用いました。

  • BTCの1時間足の始値(Open)、終値(Close)、高値(High)、安値(Low)のデーターをもとに集計
  • データはYahooファイナンスのAPIで取得できた過去2ヶ月分のデータ(期間は2021-10-02 15:00〜2021-11-30 15:48)
  • オレンジ色のバーは高値、安値の変動率
  • 青色のバーは始値と終値から求めた変動率

BTC時間毎で変動率が大きいのは「深夜と早朝、出勤前」

大体BTCの1時間毎の変動率は
3〜4%のあたりを推移しているのがわかります。

際立ったところに印をつけてみました。

BTC時間別価格変動グラフ2

赤丸の箇所は変動率が5%越えで、
日本時間で5〜6時、22〜23時が該当しました。

赤丸はつけなかったのですが、
8〜9時も5%に迫る勢いでしたので、
割りかし変動率が大きいです。

このことから、
「早朝と出勤前、深夜に値動きが大きい傾向にある」と言えそうです。

青のバーは「始値と終値から求めた変動率で、
マイナス方向に変動している際立っていた箇所に緑の丸をつけてみました。
この2ヶ月(2021年10月〜11月)は10〜11時、17〜21時が下落傾向です。

BTCの24時間毎の価格変動グラフ(2021年10月)

月毎に差があるのかチェックするために、
見やすくするために先ほどのグラフを10月でフィルターしてみました。

BTC時間別価格変動グラフ_2021年10月

際立ったところに印をつけてみました。
先述の通りで、出勤前と深夜(赤丸)は変動が多い傾向にあります。

早朝、夕方(黄色丸)はマイナス方向への変動が大きかったです。

一方、ピンク丸の15時は変動率が低いです。

BTC時間別価格変動グラフ_2021年10月_2

BTCの24時間毎の価格変動グラフ(2021年11月)

続いて11月のグラフ。

BTC時間別価格変動グラフ_2021年11月

10月と若干グラフの形は異なっていますが、
概ね同じ傾向です。

出勤前と深夜(赤丸)は変動が多いです。

マイナス方向への変動は、
10〜12時、夜(20〜21時)が大きかったです。

ピンク丸の15時は前月と同じく変動率が低いかったです。

BTC時間別価格変動グラフ_2021年11月_2

BTC時間別の変動率の要因は主要マーケットの時差のせい?

変動率が日本時間の早朝と出勤前、
夕方、深夜が大きいことがデータで分かったので、
「何でそうなのだろう?」について考えてみました。

暗号資産のマーケットは株とは違います。

何が違うかというと、
FXと同じく24時間ずっと動いている点です。

土日も動いている。文字通り、眠らないマーケットです。

相場が動く理由。ロンドン、ニューヨークマーケット稼働時間が重なるから

思うにBTC時間別の変動率の要因は、
主要マーケットの取引時間に相関性があります。

主要マーケットとして思いつくのがロンドンとニューヨークです。

主要マーケット時差JP-US-UK

サマータイムを無視した主要マーケットの一覧を作ってみました。

黄色の部分はビジネスアワーと想定して色を塗ってみました。
暗号資産のマーケットは昨年末から機関投資家も参入してきたと聞くので、
ビジネスアワーは無視できません。

一方オレンジ色は個人投資家を想定していて、
出勤前と、就寝前に取引をするだろうと思って塗ってみました。
各国毎に色がついている箇所が積極的に取引がなされている”稼働時間”と想定しています。

時差の一覧と先ほどのグラフを照らし合わせてみると、
日本時間の早朝と出勤前、夕方、深夜は主要マーケットのOpen、Close時間に一致します。
例えば夕方はロンドン市場が動き出し、深夜はニューヨーク市場が動くといった感じです。

よって、BTCの価格変動時間が動く時間帯は、
単純に、グローバルで、マーケットの稼働時間と、
個人投資家が取引しやすい時間帯が重なっている時間に該当して、
「競技人口」が多いためにBTCに価格変動率が大きいと言えそうです。

先ほどのピンク丸の15時、変動率が下がる時間帯は、
ロンドン、アメリカ市場共に、寝ている時間にあたるので、
穏やかなのもこの理由で説明できると思います。

余談:トイレトレーダーとは

余談ですが、
「コイン相場」などの仮想通貨のチャットなどを眺めていると
「トイレトレーダ」なるものの存在を知りましたw

トイレトレーダーとはトイレでトレードをする人のことらしいです。
今や株式、暗号資産の売買はスマホで可能なので、
会社のトイレ休憩の時にサクッとトレードをしている方々とのことを指します。

そうするとオレンジ枠で示した、
自宅にいる時間以外でも積極的にトレードがなされているのかもしれません。

いずれにせよ、その国で人が起きている時間には変わりはありません。

まとめ:BTCの変動率が大きいのは早朝と出勤前、夕方、深夜

前回の月毎のBTCの変動率データ分析は、
際立った結果を確認することができなかったのですが、
今回「時間毎」でデータ分析をしてみたら、
一定の相場の”傾向”が確認できました。

BTCの変動率が大きいのは早朝と出勤前、夕方、深夜です。

日本にいると1日の始まりを日本の時間で考えがちですが、
主要マーケットの稼働時間が重なるのは16時以降なので、
暗号資産のマーケットのトレンド分析などは変化の少ない15時におこなって、
1日の相場は16時からスタートすると思ってトレードをしてみるのも面白いかもしれません。

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