イプシロン・モニュメントの観光案内＠鹿児島県肝付町。５号機ロケット打ち上げ中止で写真撮影出来ず悔しかったので紹介する！

イプシロンロケットが本日9時51分に打ち上げられると聞いて
ミニベロのチャリを漕いでロケット発射基地の鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所方面が望める見晴らしのいいスポットに向かいました。

イプシロンの撮影スポットを探しに県道68号線をチャリで走る

最近明け方は寒さを感じるくらいですが、ここは南国鹿児島。
10月とはいえ朝の9時台にもかかわらず一気に汗が拭きでる暑さです。

今日の気温は予報では最低気温22度、最高は32度です。
日差しが強くアスファルトの照り返しで体感温度は32度を優に超えています。

笠之原ICを降りて真っ直ぐ南下すると、
県道68号線（鹿屋吾平佐多線）沿いに道の駅ちっくな
JA運営の「農畜産物直売所どっ菜市場」があります。

「どっさい」とは鹿児島弁の「どっさり」がさらに訛ったもの。
「どっさい＝たくさん」という意味です。

ちょうどこの辺りは鹿屋市と肝付町の境界線のようになっています。
道の東側は肝付町、西側は鹿屋市です。

地元民からすればこの辺は肝付町よりも、
「高山こうやま」と読んだ方が馴染みがあります。

ちなみに「どっ菜市場」の住所は鹿屋市の笠之原町です。

「どっ菜市場」の周囲は畑に囲まれていたのを思い出し、
見晴らしが良いだろうと向かっていました。

ところが着いてみると意外にも周囲には木が生い茂っていて、
イプシロンの撮影スポットとしては良くありません。

「どっ菜市場」に向かう途中に見つけた、
イプシロンロケットのモニュメント近くの大通りの方が見晴らしがよかったので、
打ち上げ撮影はここに陣取りました。

田舎とはいえ幹線道路沿いで多くの車が通る中、
ひと気のない歩道に一眼レフを持った
汗だくの怪しい人がいると思われたかも知れないが、
気にしません。

写真のように雲もなく清々しいロケット発射・撮影日和でした。

撮影スポットから直線20kmの南東の位置に内之浦があります。

写真で言うと左の山からロケットが飛んでくるはずです。

YouTubeのJAXAのLIVE放送を流しカウントダウンを聞きながら、
Nikonの一眼レフを構えじっと待ちます。

シャツは汗だらけ顔からも汗が噴き出てどうしょうもないので、
鞄からタオルを出して頭に巻く。

定刻の9時51分…飛ばない。

本日の打ち上げは中止になりました。

詳しい情報はJAXAウェブサイトでお知らせします。 https://t.co/4NvvC99OMo

— JAXA（宇宙航空研究開発機構） (@JAXA_jp) October 1, 2021

直前で打ち上げ中止はよくあることだから驚きはしないのですが、
１時間後とかでも、今日飛ぶのか飛ばないかは気になります。

数分経過したのち「The rocket launch has been canceled」のアナウンスが聞こえました。
直前でイプシロン5号機は緊急停止して打ち上げ中止したとのことです。
詳細はプレス発表します（＊）とのことでした。

日本のロケット「イプシロン」５号機が午前９時５１分に打ち上げられる予定でしたが
地上局で問題が生じたため打ち上げが中止されました。#緊急停止 #イプシロンロケット pic.twitter.com/6LqwIPRt7D

— NHK鹿児島放送局 (@nhk_kagoshima) October 1, 2021