キャリーバッグの”あるある”トラブル。それは車輪の故障
年末年始や長期休暇など
移動する時期になると活躍するのがスーツケースです。
私事ですが、数年ぶりに東京に戻ってきました✨
その引っ越しの際に、
恐れていたことが起きました。
スーツケースの車輪が割れてしまいました。
羽田空港から
「なんかスーツケースを引っ張ると、
重量を感じるなー」と思っていましたが、
新居の最寄り駅に着いた時に、
ふと車輪を見たら
「そりゃそうだ」と思いました。
車輪の周りのゴム（正確には柔らかめのプラ）部分が
すっかり削れて無くなり
車輪本体のプラが削れていました。
車輪なのに円の形をしていませんでした。
アスファルトもさることながら、
駅の周囲のおしゃれな
タイル張りの地面で削られてしまったようです💦
キャリーバッグの車輪の故障を放置してしまうと…
今まで歴代数台のキャリーバッグを使ってきましたが
大体故障する箇所は決まっています。
1つ目は伸縮するハンドルの部分と
2つ目は車輪です。
前回のスーツケースも車輪が壊れたため
今のものに買い換えました。
言わずもがなですが、
車輪の故障を放置してしまうと
牽引する時に「重くなります」
それもそもはず、
車輪は円だからスムーズに前後に移動でします。
これが歪になったら、
牽引する際に音も大きくなります。
さらに、牽引中に
プラスチック部分（大体が黒色）が削れるのであれば
道路やビルに黒い痕跡を残してしまい
ご迷惑をかけてしまいます。
これはいけません。
スーツケースのキャスター修理は自分でできます！
そんなこんなで、スーツケースも
「とうとう寿命かー」
「でもこの引越しのタイミングで、
数万の出費は嫌だなー」と思いました。
引越しといえば
敷金・礼金・仲介料、新しい家具に、荷物の運送と
湯水の如くお金が消えていくイベントです。
冗談抜きで中古車くらい
買える値段が動きます。
新生活のワクワク感は暴騰ではありますが、
預金残高は暴落です。
スーツケースのキャスターの修理費用の相場は
2,000円〜6,000円のようです。
ただ、直してくれるショップが近所にあれば良いのですが
見当たりません。
あったとしても、
車輪が壊れているので
抱えて持っていくのも億劫です。
しかも引越し早々、数週間後には
地方に出張が決まっているので、
スーツケースを使用します。
早々に解決しないといけません。
「買い替え」が手っ取り早い解決方法かなーと思っていた矢先、
Amazonで交換用の車輪を見つけました。
部品だけなので価格も安く、
DIYでの修理が成功すれば、
一番安価でができます。
早速ポチりました。
スーツケースのキャスター修理で必要な工具
自分の使用しているスーツケースは直径50mm
車幅も計測して、合いそうなものをポチりました。
車輪の部品が届いたので早速つけてみます。
直径、車幅は問題なしです。
届いてみないとなかなか正確なものがわからない
車軸も問題ありませんでした。
車軸は両サイドが6角レンチで締め付けるタイプになっています。
早速軸を交換するために
スーツケースの車軸のカバーを外してみます。
精密のマイナスドライバーも良いですが、
”キリ”で蓋をこじ開けるのが、
傷も最小で済み、
一番やりやすかったです。
元々の車軸は、
六角締め付けタイプではなく
リベットの打ち付けになっていて大変でした💦
ですので交換用の車輪を購入する時は、
自分のスーツケースがどうなっているかは確認した方が良いです。
私のと同じく、
リベット打ち付けの場合
”かしめ”ているヘッドを切る必要があります。
おそらく、
ここが一番難所になると思います。
たまたまですが、
強力ニッパーを持っていました。
ギターのフレット（金属）も切れるニッパーで
ヘッド部分を切っていきました。
そして車軸を抜いていく時に
潰れたネジもヘッドをしっかり掴めて回せると好評の
ネジザウルスを使用して抜きました
おそらく普通のペンチでも抜けるのでしょうが、
ネジザウルスを使った方が、
作業がやりやすかったです。
なぜなら、強力ニッパーで切っていない側の、
車軸のヘッドをしっかりと掴むのに、
ネジザウルスは有効だからです。
正直、1つ目の車輪を交換する時は
慣れないせいか、
めちゃ力も必要で、
時間もかかりました。
ですが、
4つ目を交換する時にはサクッと車軸のヘッドを、
りんごの皮を剥くかの如く、
手際よく綺麗にカットできるようになり、
スッと力も入れずに車軸を抜くスキルもついたので、
新しい部品に交換できるようになりました。
交換後、故障以前の新品の時と比べて、
車輪はスムーズで静音。
さらに、
今回の修理で、今後は六角レンチの締め付けで
簡単に車輪が交換できるようになりました。
アップデートされたので、
これから数年使っても
ボディが割れない限り、
消耗品である車輪の交換のみで済みます。
ケガの功名でしょうか、
海外旅行に行って、
太平洋も渡った思い出のキャリーバッグを
これからも末長く使っていけそうです！
まとめ
キャリーバッグのあるあるトラブル。
それは車輪の故障です。
ボディがまだ壊れていないのに
車輪が原因で捨ててしまうのは勿体無いです。
部品代の数千円の出費で
自分で修理ができます。
お使いのキャリーバッグの車軸が
リベットでかしめている場合は別途工具が必要です。
強力ニッパーと、
ネジザウルスが必要になりますが、
DIYできるのでやってみてください✨
修理後は、今まで出張や旅行に連れ添った
自分のスーツケースに
さらに愛着が湧きました。
同様にお困りの方は
お試しあれ！
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