大型裁断機を導入して、
自炊(自分で書籍電子PDF化)をはじめて6年は経ちます。
これまでに電子化された書籍は漫画、
ビジネス書、スピリチュアル系など
多岐ジャンルに渡り、その数は数百は超えます。
流石にそれほど多くの本を裁断してきたので、
最近、裁断の切れ味が悪くなりました。
初めて裁断機の刃を交換したのでその様子をシェアします。
大型裁断機の替刃の商品梱包状態
このようなタイプの裁断機を使っています。
重量は17kgでなかなかのヘビー級の筐体です。
裁断機の替え刃はネットショップで購入可能でした。
梱包は驚くほどシンプルで笑いました。
ある意味エコです。
プチプチの中はこんな感じです。
さび止の油がたっぷり塗られていて、
紙に包まれていました。
このあたりが裁断機は素人向けではなく、
玄人向けなのだなと感じました。
油紙をめくると日本刀を思わすような刃が現れました。
取扱注意です!
鋭利な上に重さもあるので指が触れたら切れます。
刃に穴が空いているところは、ねじ穴です。
油ベトベトだと汚れるので、
ティッシュで拭きました。
拭くときに指を切らないように注意が必要で、緊張しました。
油断すると新品の刃なので、指がスパッと切れます。
ちなみに以前、不注意で裁断機の刃で爪を削いだことがあります。
ちょっと触れただけで、爪がえぐれて削ぎ落とされ、
爪が生え変わる1ヶ月以上、
痛い思いをしたことがあるのでトラウマです。
大型裁断機の替え刃新旧比較。比べてわかる磨耗具合
せっかくなので裁断機の刃を並べてみました。
新旧を比較するとこんな感じです。
新しい刃はデザイン変更が加えられていて、
刃の上部は面取りがされて丸みを帯びています。
アップしてみてみると、
通りで最近裁断の切れ味が悪かったはずです。
だいぶ刃こぼれが生じていて、欠けていました。
書籍電子化用裁断機の替え刃交換をしたら切れ味回復した。
指を切らないように慎重に新しい刃を裁断機にねじ止めして、試しに裁断しました。
交換した手の刃は、
拭いたとはいえまだ油が残っているものです。
書籍を裁断する前は、
何度か捨て紙で何度か試してから
裁断することがオススメです。
刃を交換した後は、
スパッと裁断できるようになりました。
刃は消耗品ですので、
これから溜まった本の背表紙を切って、
PDF電子書籍化を考えているのであれば、
替え刃が利用できるか否かを考えて購入すると良いです。
いくら裁断機自体が安くても、
替え刃が利用できないと、
裁断機自体を数年で買い替えないといけなくなってかえって高くつきます。
電子書籍化・自炊でおすすめの裁断機
実は現在は2代目の裁断機を使用しています。
少々お値段が上がるのですが、
レバーを下げて裁断するときに、
刃の圧が背表紙に対して均一にかかるため、
切り口がにズレません。
以前のものは、片手の刃のアームを下げるスタイルでしたので、
端から端にハサミで切るような仕様だったので、
右端と左端とでは切り口にズレが生じていました。
さらに今回の裁断機200-DXは
レーザーがついています。
裁断予定の線をガイドしてくれるので便利です。
気になる裁断機の収納も立てて置けるので場所を取りません。
綺麗に裁断するのであれば、こちらの方がおすすめです。
裁断後のスキャンは富士通のScanSnap一択です。
高速スキャンで重なり検知も優秀で、書籍自炊派のマストアイテムです。
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