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コラム

アップルストア銀座店のエレベーターの乗り方。ボタンを押す操作は不要

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思った以上に人間は普段、条件反射で行動しているようです。

アップルストアについて

銀座のアップルストアをはじめて訪れた時の話。
新型iPhoneの発売日に行列をなして並ぶ光景はすでに定番ですが、
この日は新型機種発表などのイベントも特にないのにもかかわらず大賑わい。
さすがはアップルブランドと感じました。

「銀座」という土地自体がすでにブランド

銀座といえばそれ自体がブランドです。

シャネルやヴィトン、グッチなど名だたる高級ブランド店が軒を連ねます。
当然コンピューターの雄であるアップルのストアもその一員です。

外資企業で働いていたことがあるのですが、
外国に拠点を持つときにブランドイメージを保つためのガイドラインがありました。

ソフトウェアという最先端なイメージに沿うように、
各国のそういった場所に店舗を構えます。
日本であれば渋谷や六本木がイメージに合います。

なので、おそらくマーケティング的にもAppleにとって
「銀座」のブランド力がオフィス選定に考慮されたはずです。

しかもアップルにとって
「銀座」は日本初の直営店であるどころか、
米国以外で初の直営店です。

2003年11月30日(日曜日)の午前10時にOPENしました。

Apple Storeの店員はフレンドリー。店内にレジはない

Apple Storeの店内はシンプルながらも
細かいところに最先端が潜んでいて驚かされることばかりでした。

目新しいものだらけで、まるで上京したての頃の気分になりました。

例えばレジは無く、支払いはジーニアスと呼ばれる店員が持つ端末で決済を行います。
接客態度もフレンドリーなアメリカスタイルで客と店員という感じではなく、
どこか友人同士との会話といった雰囲気です。

なので独特の雰囲気があります。
英語も堪能な店員がいるので、
日本語が十分ではない海外からのお客さんも安心している様子でした。

ちなみにハワイのApple Storeも訪れたことがあるのですが、
内装・店員の雰囲気は全く一緒でした。

グローバルでブランドイメージの統一がなされていると思います。

それでいても「丸の内」のApple Storeのように、
竹などデコレーションして和のイメージを少し取り入れてみたりと、
さりげないアクセントをつけているところが良いです。

銀座のアップルストアのエレベータの乗り降りの仕方。ボタンは押せない

1階のiMacやMacBookのフロアだけではもったいないと、
上の階に向かおうと店内奥のガラス張りのエレベータに入りました。

するといつもと勝手が違うことに気づきます
「閉じる」ボタンがないのです。

戸惑いながらもとりあえず4階に向かおうと、
数字の「4」を押してみる。

押せない。

「え?どういうこと!?」と思うので解説します。

結論から言えば、銀座のアップルストアは
自動的にエレベーターが上に行ったり下に行ったりを繰り返しています。
なので、ボタンを押す必要がありません。

4階に行きたいのであればエレベーターに乗り込み、
ただただ上に行くのを待ちます。

ポイントは人間様は”何もしない”ことです。

4階につくと一定時間だけ勝手にドアが開くので、
そのタイミングを見計らって、エレベーターから飛び出します。

逆もしかりで、今度は4階から2階に降りたいときは、
下に降ろうとしている雰囲気のエレベーターに飛び乗ります。
つい「2」と印字されLEDの光る数字パネルのボタンを押したい衝動に駆られますが、
初めてで戸惑う他の乗客を横目に「当然ですよ」といったすました顔をしながら、
”何もせず”エレベーターが下がっていくのを待ちます。
そして2階に着きドアが開いたらすかさず飛び出すのです。

これさえ押さえればOKです。Apple Storeマスターです。
アップルストアのエレベーターの乗り方がわからずに、
一階だけ眺めるだけで、店をあとにするという悲劇はなくなります。

銀座のアップルストアのエレベータ操作。大勢の指紋が戸惑いの証拠

アップルストアのエレベーターがはじめてという人も、
必要以上に心配することはありません。

なぜなら、きれいに拭かれたはずのエレベーターの数字パネルは、
多くの人の指紋がついていました。

Apple信者はみんな、戸惑いながら成長しています。

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